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今から20年前、1998年に僕は石垣島にいた。23歳。
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そして2018年は今日が無事なら新冠町にいることになる…そんなことを当時の僕にお知らせしたら、おそらく、『たぶんあのおじさんの言うことは本当だったのか』と妙に納得していただろう。
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『男なら北に行け。こんなところに若いうちから暮らしちゃダメだ』
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あのおじさんはまだ生きているのだろうか。
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さて1998年はGoogleが創業し、初代iMacが発売された年。
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川平で暮らしていたのだが、僕より年下の友人は早速iMacを購入して映像を編集していた。当然オフラインだ。
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この年は『写るんです』のヒットが頂点に達しフィルムの売り上げが過去最高を記録した年。
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Googleと言う企業の存在なんて、知る由も無い。
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例えばそのGoogle、フォトと言うクラウドサービスを僕は使っている。世界中の写真データを集めてAIにラーニングさせているはず。
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フォトは、自動的に写真をアーカイブしてくれる。僕は新聞記事をよく撮影するが、全て新聞記事はフォトが勝手にアーカイブしてくれる。
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僕はそんなサービスを全く望んでいないのにもかかわらず。
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クラウドファンディング。Makuare、READYFOR?、CAMPFIREなどなど。
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情報が可視化され、与信力の極めて低い個人や会社の資金調達が容易に。個や小さな会社でも優れたアイデアがあればボンッとお金が集まる時代へ。もちろん簡単ではない。上にあげた会社の内の1社と打ち合わせをし続けていた昨年。資金調達には今までとはまた別の努力が必要になるのだなと。
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成立額は海外よりかは額が少ないものの、昨年日本ではワイヤレスイヤホンの開発費用に9400万円集まった。これが1位で2位もワイヤレスイヤホンのはず。とにかくワイヤレスイヤホンはお金が集まる。人間の音への欲求は凄まじいってことなのかな。
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でもモノでしょう。イヤホンは。じゃあ2018年は果たして…?
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こうなってくると、起業するしないにかかわらず、個人情報はどんどんオンライン上に可視化させてしまった方が良い。
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オンライン上に個人情報を載せないことはもう難しい。内部的には取られちゃってるわけだし。
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スマートフォンを持ったら個人情報や趣味嗜好は完璧に抜かれていると割り切った方がよく、情報は極力可視化した方が楽。悩む必要がない。それに、あとあと思わぬ副次効果が生まれるかもしれない。
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競馬。20年前の1998年はスペシャルウィークがダービーを制覇した年。それから20年で競馬の風景は一変した。あの頃20年後に外国人ジョッキーがオールシーズン、日本で手綱を取っているなんて想像すらできなかった。パットの存在も然り。
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世の中は変わった。で、
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2018年は大手企業や国が大きく舵を切ってくる可能性が非常に高い。
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僕ら世代は、どう電卓叩いたって年金もらえるのは80歳から。理屈から考えてもそう。なんでかっていうと、1961年の平均寿命を知れば『なるほど』となるはず。
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他にも変わりそうな事象は山ほど。乱暴なことを言えば将来設計をしてない人ほど、社会的生存確率は飛躍的に増すだろう。
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僕は将来設計しているので、低いってことになっちゃうのかな。従来型のデザインを捨てざるを得なくなるはず。
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じゃあ個人はどうすればいいかって言ったら、街を歩いて、スマホで情報を探し動くこと。なんちゃってw
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陶芸などのアートにチャレンジしてみるのも良いかもしれない。絵を描いたりね。
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好きなことに没頭してい続ける人は強いよやっぱり。僕の2018年は絶望的だけれども…みたいな感じでいいや。
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自分の未来に期待して良い思いをしたことがないので。
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ただ新冠で出会った方々との出会いに感謝感謝。
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この出会いや交わした言葉の中から、何かが生まれるような気がして。
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皆さま、良いお年を!