ご縁に恵まれた1年目。
もう仲間やお友達なんてそれほど増えないであろうと思ったら、とんでもなかった。
新冠という町は、よそ者の僕を吸収する。
僕のスタンスは『煮るなり、焼くなり好きにして♪』って感じなのだが、それを。
新冠先輩たちは『はいっ!わっかりました〜w』とばかりに、本当に煮たり焼いたり。
『いやいやちょっと待って待ってw』と。
そう。
いじってくれるユーモアと、この町を何とか面白い町にしたいという思いがある。
やっぱり新冠が僕には会うのかな。
あまり地域おこし協力隊員の制度の話をしたことがないけれど、あんまり恵まれた条件や待遇があるから○○に行こうと考えるとうまくいかないんじゃないかな。
あくまで『その土地で何がしたいか』…スタート時点でハッキリとイメージできているか否かを判断基準にした方が、後々苦しまないような気がする。
それと。
そのイメージは『替えが効かない』『汎用性ない』イメージなりプランであればなお良い。
都会でモヤモヤしている方も多いと思う。
僕自身そうだった。
でも、後先考えずに飛び混んじゃうのは全然あり。
新冠に来て1年半。
1年半前に、新冠に知り合いはゼロ。
たった1年半。
戦わずに地域と寄り添うだけで良い。
たまには喧嘩をしても良い。
辛い局面は訪れるけれども、それを上回る面白さがあるの。
もう低人口地域では既存のモノサシはマネタイズの手法が通用しない世界に突入しているから。
そうなると想像力や妄想力の勝負になってくる。
『変わり者』がポコポコ出てきて、そのうち2割くらいが町を牽引していくのではないのかなって思う。
問題を抱えているのは新冠だけではないということ。
問題は世界化している。
まずは引き続き、戦わずに寄り添っていきたい。
本当にサステナビリティとかって『持続可能』って訳されてるけど、ずれてるよ多分。
誤訳とまではいかないまでもしっくりこない。
例えばフィロソフィーは『哲学』って訳されてるけど語源は『知恵を愛すること』。
観光もね、いわゆる『ツーリズム』の概念が入り込むのは後の方。
『旅』
『観光』
『遊び』
すべてごっちゃになってるような気がして。
脱線しました。
まあ、我が世の春を、大いに楽しもうではないか!